まだまだ自分を許しきれていないのかもしれない
金曜の夜から風邪で寝込んでいます。
熱はないのに、熱があるかのように身体が苦しくて、暑くなったり寒くなったりを繰り返しながら、時折フーフーと苦しい呼吸を繰り返してます。熱が体内にこもってる感じ。
どうでもいい情報かもしれませんが、同棲してはじめての風邪っぴきです。優しくて料理上手な彼は、シチューにかに玉、白菜とささみのとろ餡スープ、野菜たっぷり煮込みうどんなど、風邪っぴきにも嬉しいごちそうをフルコースで作ってくれます。大変美味しくて、ありがたいです。ココロもカラダもあたたまります。
でも同時に、ゆりぼうは彼のだいじな土日の時間を奪ってしまっている気がして、後ろめたさに駆られています。なにより後ろめたいのは、風邪をひくことで休養しようとしているかもしれない自分でしょうか。そして、熱もないはずなのに寝たきりで何もできていない自分でしょうか。
彼に言ったら、「そんなにつきつめて考えすぎないんだよ」と言われました。それを聞いてハッとします。
わたしはいつも、自分のカラダの不調を許すことができないのです。なにが嫌でこうなったのか、どのことが原因でこうなったのかを探し、相応の理由がなければ、納得できないのです。
そして、それに対して自分の症状がかなり重いものでない限りは、自分の休養を許可できないのです。
つまり、自分がちょっと休むためにも、理由と、それに伴うダメージがないと許可が出ないのです。よく考えたら鬼畜かもしれません。どんなブラック企業だよと。
会社を辞めて、カウンセリングに行ってから、約1年が経ちます。カウンセリングに行って以来、自他ともに認めるほど、わたしの完ぺき主義と、それに伴う「自分責め」は
改善されていきました。
生きることも、かなりラクになったと思います。それでもやっぱり、すべて消え切ったわけではなさそうです。
わたしはまだまだ、自分を許しきれていないのかもしれません。