完ぺき主義をやめたはずなのに

完ぺき主義をやめたはずなのに

気づけばまた

なにかを一生懸命、完ぺきにしようとしている

完ぺきを目指してるつもりはなくても

無意識に「もっといいもの」を目指しすぎてしまう

上を目指すのはいいことだけれど

上を目指して思い通りに届かないとき

自分を責めたり、なにもかもが嫌になってしまう

なにもかもが嫌になると

上を目指すどころか　生きているのがつらくなる

おかしいでしょう

さいしょは

今よりちょっと「良くしたい」だけだったのにね

なにか上を目指すとき

もちろん上を向かなくてはいけないのかもしれないけれど

上しか見えなくなるとまずい

上を向こうとしているのはなんのためだったのか

それまでに自分が得てきたものはなんだったのか

ときどき下を覗いたり

隣を覗いたりしたほうがいい

なぜって？

ほしいものは上にあるかもしれないけれど

本当に大切なものはすでに隣にあることが多いから

大切なものを大切にするために

上を目指すことはすばらしいけど

上を目指すのに必死すぎて

大切なものを見失ったらかなしい

ほんとうは、ただそれが大切だっただけなのに

それだけで、十分だったのに。

人のまいにちは慌ただしい

そして忙しい

必死に生きてるとついつい忘れてしまいがちな

大切なものや大切なひと

最初はただ共にあるだけでしあわせだったこと

ときどきは思い出そう

それは甘えでも寄り道でもなく

自分にとって一番大切な「あかり」なはずだから。

お読みいただきありがとうございました！