7つの肩書きで自分らしく生きてこう★虹いろココット

やりたいこと、欲しいもの、ワクワクする夢。ぜんぶココットのお鍋に入れて。そっと火にかければ、きっと綺麗な虹色になる。

「何かを嫌がる自分」を責めなくてもいい理由

 

 

ゆりぼうは、約3カ月前まで無職でした。

 


このブログのタイトルにもなっているのですが、ゆりぼうには前の会社を辞めて、今の会社に来るまで、10カ月の離職期間があります。

 


その期間、人生で初めてカウンセリングに通ってみた期間がありました。

 

 


診療内科には行ってないので、うつ病だったかどうかは、わかりません。

 


ただ、毎日なにがつらいわけでもないのにただつらくて、苦しくて、気力もなかったです。

 

 

 

そして、「朝、目覚めること」も、「お腹がすいたと感じること」も、そして夜になって「眠いと思うこと」すらめんどくさくて、思考が発生することに耐えられなかったのは、今でもよく覚えています。

 

 

 

そんなとき、自分を激しく責めていました。

 


「なんで会社辞めて、なにも不自由ないのに、こんなに疲れるのか」と。

 


なんで何もやってないのに疲れるのか、嫌になるのか、と。

 

 

 

自分を叱って、でもつらくて、ひたすら自己嫌悪でした。

 

 

 

そこからいろいろと復活していくわけなんですが、そこは今回は詳しく触れません。

 


今回は結論だけ。

 


わたしが得た結論は、

 

 

 

「何も正当な理由が無くたって、人生嫌になってもいいんだ」

 


ということでした。

 

 

 

たとえば映画や漫画などは、作品によって賛否両論が大きくわかれるように、

 


日常で起こる1つの出来事についても、人によって感じ方、受け取り方が違うわけです。

 


だから、極端な話、

「多くの人が幸せだと思うこと」に幸せを感じられないことだってあるし、

 


「多くの人は傷つかない出来事」に傷ついてしまうことだって、あるのです。

 

 

 

というか、あっていいのだと、気づいたのです。

 


漫画が面白いかどうかは「その人にとって」です。

 


同様に、「何をつらいと感じたか」も、その人にとって、なのです。

 


けれど、

私たちはついつい、人とくらべたがります。

 


◯◯と比べて恵まれているはずだから とか、

 


せっかく◯◯してもらったんだから とか。

 


そうやって、人と比べて、自分の位置はいま、幸せかそうでないかを、測ってしまうことがあります。

 


本当は、「自分にとって」でいいはずなのに。

 

 

 

それを忘れて、比較しながら日々を過ごしていると、次第に「自分にとって」がわからなくなってきます。

 


私はまさにそんな状態でした。

 

 

 

そのうちに、「自分にとって」が完全にわからなくなり、何に対しても興味がなくなり、無気力になりました。

 

 

 

わたしの心は、きっとずっと言ってたはずです。

 

 

 

「この漫画は人気だけど怖いからいや」

 


「この漫画はみんなが変っていうけど、好き」

 


…そんなことを、本当は毎回、言ってたのでしょう。

 


でも、あまりに私が心の声を無視して、「世間的に正しそうな感じ方」を無理やり与え続けたので、なにもかも嫌になったのでしょう。

 


…そうやって私は、全てが嫌になりました。

 

 

 


何が言いたいかと言えば、

「何かを嫌がる自分」をどうか責めたり、押さえ込んだりしないでください。

 

 

 

社会人は、感情を表に出せないことが多いと思います。

でも、表に出せなくても、「あなただけは」心の中で、それを認めてあげてください。

 


「他の人はそうなんだよな、でも、私にとってはこれは嫌なことなんだよな。だから、嫌なものは嫌だわ!」って。

 


その後どうするかは、場合にもよりますが、結果的にやらないといけないことでも「自分だけは自分の意見をちゃんと受け止めた」ということに、とても価値があります。

 


そして、きちんとそれができていれば、次から似たようなことを回避する意思が、自分の中に芽生えます。

 


そうやって、ちょっとずつ自分の嫌なこと、と、そうでないことを分類して、できるだけ自分にとっていい道を選べるようになるのだと、私は考えています。

 


ブログでもツイッターでも、会社を辞めたい人や、人生に疲れてしまった人を大勢みかけます。

そして、最近まで、自分もその一部でした。

 

 

 

そんな方々にとって、なにか少しでもヒントになれば、嬉しいです。

 


お読みいただきありがとうございました!