自著の本を出版して書店販売するぞ!!⑤~企画書を書きあげるぞ編~
ハーイ、こんにちは!
ゆりぼうです。
前回の ④では、「自分が出したい本は、本屋さんの何売り場に置かれる想定か?」を考えて、より鮮明なイメージを浮かべる!という話でした。
今回は、いよいよ企画書編!
自分の中のイメージを、わかりやすく形にしていきましょう!!
以前の②でも、企画書について触れています。②では基本的な内容がまずおさえられるので、まだの方はこちらからどうぞ。
今回の記事では、より具体的に説明していきます。
①企画書ってなんのためのもの?
企画書は、「こんな本です」というものを、過不足なく説明するためのものです。自分の中にある「こんな本にしよう、こんな内容にしよう」というイメージを、具体的にアウトプットするだけでなく、それをはじめて会う相手でも伝わるようにまとめた形のものを差します。
モノとしては、A4の紙1~2枚ぐらいです。ゆりぼう的には、最初の1枚しか見てもらえない可能性も考えて、必要な内容は1枚にまとまるようにします。追加情報や、より詳しい内容を2枚目に…という感じです。
わたしは企画開発部にいたからわかるんですが、企画書って、書く側は魂込めるんだけど、読む側は、大体がざっと読みになっちゃう。
企画がひとつのときはまだいいけど、複数の企画書に目を通さないといけない場なんかでは、なおさらです。タイトルとキャッチコピー、各項目の見出しをサーっと目で追っていくだけのこともザラにあります。それで、「なんかこれいいかも!」と思ったら頭に戻って熟読します。
そんな感じなので、タイトルやキャッチコピーなどの見出し系はもちろん、少しでも読んでもらいやすくなる文章の見せ方は大事になってきます。
つまり、企画書は「こんな本です」という情報を伝えると同時に、その本に興味を持ってもらうキッカケになることを目指して書きます。
興味を持ってもえらえないと、内容を読んでもらえないので^^;
②具体的な項目のテンプレート
具体的には、以下の内容を書いていきます。
●タイトルとキャッチコピー
:一言で伝わるものを。説明が必要な抽象的なものは避ける。
●企画背景
:なぜいまこの企画を書く必要があるのか?
●企画概要
:どんな企画なのか?何を目指すのか?
●この企画ならではの特徴
:オリジナル要素や特徴は何か?
●章や項目の見出し
ひとまずは5~7章ぐらい。1章につき、5~8くらいの項目があるといいですね。このへんは目次となる部分なので、全体のバランスをイメージしてふっていきます。
③各項目ごとの作成ポイント
作成ポイントとしては、書いた内容が、上記の「:」の部分に対しての答えになっているか? それがきちんと守れているか?をチェックしながら書くことでしょうか。
よくあるのが、雰囲気やノリで書いていたらそれっぽくなったけど、全体を通してみると軸がわからない、整合性がない、などです。
企画背景ではAと言ったのに、特徴の部分ではAと逆のBを主張している…なんてことは、意外とよくあるのです。
なぜかというと、書き手としては書きたいことがいっぱいあるから。
まだ頭の中をアウトプットしはじめた段階だと特に、あれもこれも…!となりがちです。
上手くやる方法としては、いったんとっ散らかしてぜんぶ書きだし、後日に冷静な目線で添削していくこと。これでだいぶスタイリッシュに整います。
いかがでしたか?
本を出したいと考えている方は、企画書、まずは1枚つくってみてくださいね♪
ではでは、お読みいただきありがとうございました!
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